ロシア連邦

ロシア連邦
Russia

概要
国名 ロシア連邦
説明 2017年現在、日本では有効な運転免許や国際運転免許証(IDP)をロシア連邦は発行していません。今後もし仮に、ロシア連邦の当局又は正規の機関がジュネーブ条約(1949年)に基づく様式で発行した場合、国際免許証は日本で有効な免許証として扱われます。
ロシア連邦の方が、日本国内で運転できるのかご説明します。

結論から言うと、2017年現在、日本では有効な運転免許や国際運転免許証(IDP)をロシア連邦は発行していません。

今後もし仮に、ロシア連邦の当局又は正規の機関がジュネーブ条約(1949年)に基づく様式で発行した場合、国際免許証は日本で有効な免許証として扱われます。

日本で運転するために必要となる運転免許証は、運転者の国籍ではなく、運転者が保有している自国の運転者免許証の発行国と居住国によって、運転免許証の必要な種類が異なります。

日本はジュネーブ条約(1949年)のみに加盟しており、ロシア連邦もジュネーブ条約(1949年)に加盟しています。

しかし、ロシア連邦は2017年現在、日本では有効な運転免許や国際運転免許証(IDP)を発行していません。

今後もし仮に、ロシア連邦の当局又は正規の機関がジュネーブ条約(1949年)に基づく様式で発行した場合、国際免許証は日本で有効な免許証として扱われます。

ジュネーブ条約(1949年)に基づく様式の特徴
(1)カード状や用紙状の形態ではなく、小冊子状の形態をしていること
(2)ロシア連邦の当局又は当局が認可した正式な機関が発行していること
(3)免許の区分がA~Eであること
(4)年齢が18歳以上であること

なお、国際運転免許証の有効期限は、国際運転免許証の発給日から1年間以内かつ、日本への上陸日から1年以内である必要があります。

ロシア連邦はウイーン条約(1968年)の加盟国ですが、日本はウイーン条約(1968年)の加盟国ではありません。ウイーン条約(1968年)に基づいて発行されている国際免許証は、日本では有効でありません。

日本ではジュネーブ条約(1949年)のみに加盟しているので、ジュネーブ条約(1949年)に基づいて発行されている国際免許証のみが有効です。

しかし、ロシア連邦はジュネーブ条約(1949年)に加盟していますが、ジュネーブ条約に基づいた様式で国際運転免許証を発行していないので、ロシア連邦で発行されている国際運転免許証は日本では有効ではありません。

今後もし仮に、ロシア連邦の当局又は正規の機関がジュネーブ条約(1949年)に基づく様式で発行した場合、国際免許証は日本で有効な免許証として扱われます。



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これらの偽国際免許証は全て日本では有効ではありません。
偽国際免許証については、【偽国際免許証詐欺について】をご確認ください。